困った時の相談先一覧2

前回に続いて、会社とのトラブルが起こったり、法律上の問題で不安・疑問を感じたときに力になってくれる機関・団体について紹介しておきたいと思います。

悩んだ時には、積極的に専門家の力を借りましょう

各地の総合労働相談コーナー

厚生労働省では、各地労働局の建物内やターミナル駅などに総合労働相談コーナーを儲けていて、労働条件に関する事から募集・採用、いじめ問題などあらゆる分野について専門の相談員が面談や電話で相談に応じてもらえます。

また、総合労働相談コーナーでは労働者側だけでなく事業主側の相談にも乗ってくれますので、従業員との間にトラブルを抱えている個人事業主の方などはこちらを尋ねてみると良いでしょう。

日本労働弁護団

憲法で保障された労働者と労働組合の権利を守るすることを目的として、全国の弁護士によって組織された団体で、無料の労働相談やセクハラ被害相談などの窓口があります。

東京に本部を構えていますが、全国に地方組織を持っていますので、困った時は支部一覧などを見て最寄の拠点を訪ねてみるといいでしょう。

なお、日本労働弁護団のサイト携帯電話用のURLが別になっています。

財団法人法律扶助協会

財団法人法律扶助協会は、裁判を起こす必要があるけれど自分自身では裁判に必要な費用を用意できない・・・というような場合に、費用の立替や弁護士の紹介などを行ってくれる団体です。

扶助を受けるためには経済状態や勝訴の見込みがあるかどうかなどが審議されますが、明らかに会社が違法行為をしている場合などは力強い見方になってくれるでしょう。

また、無料の法律相談(支部によっては年収の上限が定められている場合もある)も行っているので、会社との話がこじれたら、経済的な面もひっくるめて相談に乗ってもらう事が出来ると思います。

全国社会保険労務士会連合会

全国社会保険労務士会連合会は国家資格である社会保険労務士の団体で、各地で無料の法律相談や労働法に関するセミナーなどを行っています。

また、年金問題など社労士と関わりの深い問題については、こちらから直接コンタクトを取ってみると良いでしょう。

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