就職面接、こんな質問はNG!
就職・転職のための面接は、会社が応募者を見極めるチャンスであると同時に、応募者が会社を見極めるチャンスでもあります。
一般論から言って「こんな質問はNG」ということを面接官が平気で聞いてくるような会社は、モラルや法律を守るという意識の低い会社だと言えるでしょう。
そこで今回は、面接時に聞いてはいけない「質問のタブー」についてまとめておきたいと思います。
結婚や出産の予定
「結婚のご予定は?」
「出産したら会社を辞めますか?」
という質問は、セクハラ質問の代表選手です。
こんな質問を遠慮無くしてくるような会社は、まず常識を知らない会社と判断していいでしょう。
会社としては、
「すぐに寿退社されたらどうしよう?」
「育児のために休まれたら痛いな・・・」
という心配があるのだと思いますが、これを直接的な質問として面接時に聞くのはルール違反です。
交際相手の有無
恋人がいるかどうか?というような質問も、労働契約に関わるとは言えないプライベートな情報です。
他の質問にも言えることですが、このような質問は男女間だけでなく、同性の間で行われてもセクハラになりえます。
体重や体型に関すること
スリーサイズや体重を聞いたりするのも、セクハラ質問の典型的な例です。
ただし、安全のために必要な装備品を身につける必要がある場合や、会社支給の制服を着て働く場合などは、最低限の確認は認められるでしょう。
細かい出身地、家柄など
部落差別などの問題があるため、出身地や本籍などを細かく聞き出そうとすることもタブーとされています。
また、親の職業や家柄、資産(持ち家があるかどうかなど)について質問することも、労働契約とは無関係なので避けるべきです。
政治や、宗教に関すること
日本の憲法では、思想や宗教の自由を保障しています。
しかし、どんな政党を支持するかということや、どんな宗教を信じているかという質問を許すと、これが選考の基準に使われる可能性が出てくるでしょう。
このような理由から、政治や宗教に関する質問は、面接でのタブーとされているのです。
(管理人へのご連絡は不要です)